集え!本の伝道者たちよ
田沢さん(階上)頂点 チャンプ本「100万回生きたねこ」 (2016/11/07)
発表者がお薦めの本の魅力を熱く紹介したビブリオバトル=6日、八戸市のデーリー東北新聞社メディアホール
 知的書評合戦「第3回ビブリオバトルin八戸」の決勝戦が6日、八戸市のデーリー東北新聞社メディアホールで開かれた。青森、岩手両県から参加し、高校生、大学生、一般A、Bの各部門で予選を勝ち抜いた4人のファイナリストによる“全世代対決”。チャンプ本に輝いたのは、田沢倭(やまと)さん(22)=大学生の部、階上町=の「100万回生きたねこ」(佐野洋子著)が輝いた。準チャンプ本には、佐々木ももさん(16)=高校生の部、八戸市=の「たまごを持つように」(まはら三桃著)が選ばれた。
 発表者は5分の制限時間内で、自身のエピソードを交えながら、本の魅力をたっぷりと紹介。約120人の観戦者が「一番読みたくなった本」に投票した。
 チャンプ本を獲得した田沢さんは「緊張したが、感情を込める練習の成果を発揮できて良かった」とほっとした表情。「普段から絵本をよく読む。一日を通じて、新たな読んでみたい本ができた」と話した。
 準チャンプ本に選ばれた佐々木さんは「まさか自分がもらえるとは。びっくりしたけれどうれしい」と感想を語った。
 決勝前には、八戸市内の書店員3人と、特別ゲストの作家高橋弘希さんによるデモバトルが行われた。4人はそれぞれお薦めの本の魅力を熱っぽく語り、会場を盛り上げた。
 デモバトルのチャンプ本には、小井川雅洋さん(カネイリ)の「広島に原爆を落とす日」(つかこうへい著)が選ばれた。その他の紹介本は、大久保勇人さん(伊吉書院)の「おおきな木」(シェル・シルヴァスタイン著)、及川晴香さん(木村書店)の「ちがうねん」(ジョン・クラッセン著)、高橋弘希さんの「ムーミン谷の彗星(すいせい)」(トーベ・ヤンソン著)。
【写真説明】
発表者がお薦めの本の魅力を熱く紹介したビブリオバトル=6日、八戸市のデーリー東北新聞社メディアホール
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