他の子どもの行動が気になった時の対応
富士山(40)
(北上市・女性)
 実際にあった話です。電車の中で母親と一緒に並んで座っていた幼児が、急に窓の外を見ようと、靴を脱がず座席を踏み、外を眺めている光景に出くわしました。
 その子の母親は、スマホをいじり、何も感じていないようでした。私は、やはり座席が汚れてしまうことを考えて、「きちんと靴を脱ぎますよ」と伝えました。すると、母親は「あっ」と思ったらしく、「すみません」と謝ってくれました。
 正しいことをきちんと伝え、理解してもらい安心した出来事でした。
鯵皮 鰯(37)
(八戸市・女性)
 多少トウがたってるとはいえ、一人の女子として、息子へのアドバイスは「男子はモテてなんぼである」という至極シンプルなものである。
 そのたったひとつの基準でもって行動をすることで、人としての極地に到達できる。例えば、「謝れない男は女子に嫌われる」「片付けのできない中途半端な男はモテない」といった、非常に分かりやすい教訓になる。
 そして、その「モテる」ということは地球上全ての生き物にとって、何においても大事なことであるため、よその子にも強いる。「キミ、そんな横暴だと女子に嫌われるよ」「そんな言葉遣いしてるとイケメンが逃げてくよ」などなど。
 なお、この忠告は一期一会の子どもにだけして、例えば保育園の知り合いとかの前で言うとばかみたいだから、その場合は「仲良くしてね」がせいぜいですよ。
ゆきだるま(37)
(八戸市・女性)
 6歳、3歳、4カ月の子どもがいます。遊び場で、親に対して直接注意したり苦情を言ったりしたことはありません。しかし、気になる言動は子どもに対して、「それはやめようね」と伝えることにしています。
 遊びたかった場所が全然空かなかった時、当時4歳だった息子がそこにいた子をつねって、親御さんから苦情を言われたことがありました。
 ひとまず謝ってその場を離れましたが、ずっと待っていた息子の気持ちも理解できたので、息子を叱ることはせず、注意にとどめました。
 子ども同士で交渉できない低年齢のうちは、こういうこともあるかなと割り切っています。しかし、親がどこまで子どものいさかいに介入していいものかも悩みます。
猫のお医者さん(25)
(八戸市・女性)
 3歳の娘と公園に遊びに行った時のこと。日曜日ということで人も多く、近くの野球場では小学生の練習試合が行われていました。
 娘が石段の滑り台で遊んでいると、試合を終えた小学生たちが集団でこちらへ走ってきます。
 ちょうど滑り台の順番が回ってきた娘が滑ろうとした時、何人かの小学生がふざけながら滑り台の下から駆け上がってきました。
 その瞬間、近くにいたママが「あんたたち、待ちなさい! 危ないでしょ。小さい子が遊んでるんだよ。分かんないの!? ぶつかったらけがするでしょ、気を付けなさい!」と叱責してくれました。
 私は何もできず、そのママに頭を下げることしかできませんでした。私自身、娘が他の子と遊んでいて危ない時はやんわりと注意したことしかありませんでした。
 叱ることって、勇気が要りますよね。しかし、周りから叱ってもらえる環境は大切だと感じました。
ルルママ(35)
(八戸市・女性)
 小学4年の娘は、週末はお友達と遊びます。近くに公園もないので、わが家に集まって遊ぶことが多いです。
 親御さんたちから、きちんと言われてきているのか、あいさつをして、靴をそろえて、帰りは片付けもして…と、今のところはトラブルなく過ごしています。
 たまに、「言葉が乱暴だな」とか、「お友達同士、傷つくかな」って感じることもあります。注意をするような言い方ではなく、冗談っぽく、「なんか、男らしい言葉が聞こえたな〜。女の子だけじゃなかったぁ?」とか、「私だったら傷付いちゃう〜」と、言う私も、言われた子も笑っていられるような感じで話します。
 遊びに来ている楽しい雰囲気を壊さず、「その言葉遣いは良くないよ」って伝えられるし、それを聞いている周りの子どもたちも嫌な思いをしなくて済むので。
ベクトル(30)
(八戸市・女性)
 5歳の男の子を育てています。スーパーやショッピングモールに連れて行くと、走り出すことがありました。いつも私が「けがをするからダメ」「周りの人に迷惑だよ」と伝えていたのに、一向に直りませんでした。
 しかし、ある日、買い物をしていた時に、近くにいたおばあさんに注意されました。優しい口調だったのですが、知らない人に言われたことに息子はびっくりしたようです。それ以降は、お店の中で走ることは減りました。
 家族以外からの指摘は、今時の子どもにとってショックの大きいものなのかも知れません。しかし、親がいくら言っても聞いてくれないのに、他人に指摘されることで直ることもあるのだろうと思いました。わが子のことを叱ってくれる他人の存在のありがたさを感じた経験です。
※2017年12月23日付の本紙に投稿の一部を掲載しました