第40回はちのへ将棋まつり
デーリー東北

第40回はちのへ将棋まつり

多彩な企画で交流(2017/06/19)

 「第40回はちのへ将棋まつり」(日本将棋連盟八戸支部、デーリー東北新聞社主催)が18日、八戸シーガルビューホテルで開かれた。青森、岩手両県から集まった愛好者約90人が参加し、プロアマ団体戦やトークショーなど多彩な企画を通じて、“将棋ざんまい”の一日を楽しんだ。
 同まつりは1977年にスタート。第一線で活躍する棋士を招き、交流する集いとして、地元ファンに定着している。
 節目の年の今回は、十八世名人の資格を持つ森内俊之九段、本紙将棋欄顧問の深浦康市九段、佐々木大地四段、鈴木環那女流二段の4人が来場した。
 プロアマ団体戦は、プロ棋士と地元アマチュア代表の3人ずつによる「駒落ち」の対抗戦で実施。川村孝男アマ三段(八戸市)が鈴木女流二段に惜敗したものの、上村明仙(あきのり)アマ二段(同)が佐々木四段を、伊東恒紀アマ五段(同、八戸高2年)が森内九段をそれぞれ破り、通算2勝1敗で、この企画では初めて地元勢が勝利した。
 招待棋士によるトークショーは、最年少プロ棋士・藤井聡太四段の活躍など、将棋界の旬な話題を中心に展開。参加者は興味深く聞き入っていた。
 模範対局は森内九段と深浦九段が対戦。途中で観戦者が、次の一手を3択で予想する企画をはさみながら進められた。対局は終盤で受けの妙手を出した森内九段が制した。
 佐々木四段に鈴木雄貴北奥羽名人(青森市)が香落ちで挑んだ記念対局は、佐々木四段が貫禄勝ち。この他、多面指し指導対局も行われ、愛好者がプロとの交流を深めた。
【写真説明】
模範対局を披露する森内俊之九段(手前左)と深浦康市九段(同右)。大勢の愛好者が熱戦に見入った=18日、八戸シーガルビューホテル