「フジコ・ヘミング&ハイドン・カルテット」

チケット案内

チケットは完売しました

 S席、A席、B席とも完売しました。当日券の販売はありません。
 公演に関する問い合わせは、デーリー東北新聞社(0178-44-5111、平日10:00〜17:00)、 八戸市公会堂(0178-44-7171)、サンライズプロモーション東京(0570-00-3337、全日10:00〜18:00)へ。

【インタビュー】ピアニスト フジコ・ヘミングさん

八戸公演へ向けた思いなどを語るフジコ・ヘミングさん=7日、東京オペラシティ
「満足させる演奏を」
 世界中で愛される名ピアニストのフジコ・ヘミングさんが、6月4日に八戸市公会堂で開かれる「フジコ・ヘミング&ハイドン・カルテット」に出演する。初の八戸公演を前に、コンサートに向けた思いなどを聞いた。

―国内外で精力的に公演をこなしています。元気の秘訣(ひけつ)は。
 数えたことはないけど、年に25回以上は公演していると思う。今日も前々日にパリから帰国したばかりでの演奏。本当は1人で猫を相手にピアノを弾いている方が好きなんだけど。
 健康のためじゃないけど、もう30年も肉や魚を食べていない。生き物を殺すのがかわいそうだから野菜だけ食べている。神様が私を助けてくれるのか、不思議と病気にならない。(50匹も飼っている)猫の医療費の方が掛かるくらい。
―八戸公演ではショパンのピアノ協奏曲第1番と、ラ・カンパネラを選んだ。
 去年ウィーンでやったのと同じ。お客さんの好みは世界中どこも一緒だから、喜ばれる曲は分かっている。ピアノ協奏曲は弾き始めて50年目の最近になってやっと完成した。それまでは全然ダメだったのに。
 ある演奏会の最中に弾いていて「全く最高に素晴らしい出来だ!」という瞬間があった。私には一晩で突然うまくなれるような才能はない。神様じゃないのだから、長くやらないと。
―演奏中に心掛けていることは。
 とにかく集中。ドキドキするから、その日はコーヒーやお茶は飲まない。20分くらい歩くと脳が刺激されて集中が高まる。演奏中は今でも緊張する。オーケストラや共演者のことを考えるとヘマはやれない。
―八戸公演に訪れるファンに一言。
 八戸に行くのは初めて。飛行機が嫌いで移動はいつも電車なので、北海道に行く時なんかはいつも八戸を通過していた。そこで降りてピアノを弾けるのはうれしい。お客さんはチケットを買ってくださるんだから、損させるわけにはいかない。満足させる。ただ、あらを探さないでね。

「フジコ・ヘミング&ハイドン・カルテット」公演

 デーリー東北新聞社は6月4日(土)、「フジコ・ヘミング&ハイドン・カルテット」公演を八戸市公会堂大ホールで開催します。アート&コミュニティ、青森朝日放送との主催です。
 世界中で愛される名ピアニストのフジコ・ヘミングさんと、ウイーンを拠点に活躍するハイドン・カルテットが共演。ハイドンの弦楽四重奏曲第77番「皇帝」やモーツァルトのピアノソナタ第11番、ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調など名曲の数々を披露します。

フジコ・ヘミング プロフィル

◇ イングリット・フジコ・ヘミング
 スウェーデン人画家・建築家の父と、日本人ピアニストの母の間にベルリンで生まれる。母の手ほどきでピアノを始め、10歳でレオニード・クロイツァーに師事。クロイツァーは「彼女はいまに世界中の人々を感激させるピアニストになるだろう」と予言をしていた。
 東京芸大を経て、文化放送音楽賞、NHK毎日コンクール受賞、その後、ベルリン高等音楽学校に1位で入学、その後、ウイーンでパウル・バドゥラ=スコダに師事。ブルーノ・マデルナ、レナード・バーンスタイン、チェルカウスキー、マガロフ等多くのクラシック界の権威にその才能を認められて支持を獲得し、コンサートを行っていたが、聴力を失うアクシデントに遭遇。
 1999年、リサイタルとNHKのドキュメント番組が大反響を呼び、デビューCD"奇蹟のカンパネラ"他をリリース。クラシック界異例の売り上げで、日本ゴールド・ディスク大賞、クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを4回受賞した。
 モスクワ・フィル、ロイヤル・フィルなど世界各地の著名オーケストラと共演。彼女と共演したミッシャ・マイスキーは「あなたの芸術を賞賛します」と形容している他、共演した多くのアーティスト達が絶賛している。また、ヨーロッパの数々のフェスティバルからも招待されている。

問い合わせ

デーリー東北新聞社「フジコ・ヘミング公演」係
電話0178(44)5111(受付時間:平日10時〜17時)