全ては伏線であった:(5)【目標にした一曲】できないからこそ楽しい(2015/12/22)
デーリー東北

空想委員会・三浦隆一の
全ては伏線であった

(5)【目標にした一曲】できないからこそ楽しい(2015/12/22)

【三浦委員長の近況】現在ワンマンライブツアーの真っただ中です。音楽を通して、会場にいる全員が笑顔になれる感覚は他では味わえません=熊本市内のライブハウス
 高校に入って2カ月ほどでバスケ部を辞めてしまい、ギターを始めたという話は前にしました。今回は当時、どうやって音楽で遊んでいたかを書いてみます。
 ギターを始めたころは、学校が終わってからいかに早く家に帰るかばかりを考えていました。一日の終わりに必ず学級会があり、「さようなら」と言って解散するのですが、きっとクラスのみんなが顔を上げるころには私は教室にいなかったと思います。言い終わると同時に教室を飛び出すようなイメージでした。
 家に帰ってすぐにギターに触ります。教則本を買い、毎日1nずつ新しいことを覚えていきました。そのころの私には目標がありました。Mr.Childrenさんの「花―Memento―Mori―」を一曲通して歌いたかったのです。アコースティックギター一本と歌だけで始まるその曲が大好きでした。
 少しずつ新しいことを知り、それを実際に弾いてみるのを繰り返していくうちに、だんだんとできることが増えていきます。上手に音を出せなかったギターも徐々に音が出せるようになり、歌に合わせて弾くようになります。歌に伴奏が追いつかなくて何度も曲が止まってしまいましたが、その感覚が本当に楽しかったのです。うまくできないからこそ楽しかった。
 初心者用の簡単な曲をギターの伴奏で歌えるようになってきたころ、満を持して「花―Memento―Mori―」に挑戦しました。そのときは途中で演奏が止まってしまい、最後まで歌い切れませんでした。でも、曲の冒頭部分を演奏できたうれしさは今でも鮮明に覚えています。
 もしかしたら、空想委員会の曲をギターを弾きながら歌いたいと思っている人がいるかもしれないと考えると、曲作りも気合が入ります。作った曲を誰かに歌ってもらえるというのは、最高の幸せです。先週リリースしたばかりの両A面シングル「僕が雪を嫌うわけ/私が雪を待つ理由」もそんな曲になればうれしいです。
 私がMr.Childrenさんから受け取ったように、音楽を好きになるきっかけを次につなげていきたいと思いながらいつも歌っています。

chouchou
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