ふるさと幸福論:(14)つながる“ママ友”の輪(2016/01/03)
デーリー東北

ふるさと幸福論 〜北奥羽の未来像〜
第4部 子育て見詰めて

(14)つながる“ママ友”の輪(2016/01/03)

ハロウィーンの仮装で記念撮影するサークルのメンバー。県外出身の齋藤恵里さん(左端)も仲間をつくり、八戸市での子育てを楽しんでいる=2015年10月
 悪魔や魔女、ドナルドダックにミニーマウス―。2015年10月のある日、八戸市三日町の「はっち」に、思い思いの仮装をした11組の親子が集まった。
 子育てサークル「Baby in wonderland(ベビー・イン・ワンダーランド)」は、この日のハロウィーンパーティーが初めての集まり。1歳前後の赤ちゃんを連れた20〜30代の母親が、持ち寄った手作りの料理やお菓子を楽しみながら、「どうやって作るの」「その服かわいいね」などと、“ママ友”トークに花を咲かせた。
 サークルは、市内に住む2人の主婦の「仲間づくりや息抜きができる、楽しいイベントを企画したい」との思いから誕生した。
 福岡県大牟田市出身の大山真奈美さん(32)と宮城県多賀城市出身の齋藤恵里さん(33)。2人とも、夫の仕事で八戸市に移り住み、第1子を妊娠中に参加したマタニティーヨガを通じて知り合った。
 「今ではパパより一緒にいる時間が長いかも」と大山さん。地元から遠く離れた地で、子育ての喜びや悩みを分かち合える友人は、心強い存在だ。
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 市内には、中心街に乳幼児の遊び場「こどもはっち」があるほか、各地区に約20カ所の子育てサロンがあり、それぞれ月に1回程度、公民館や児童館で活動している。県外出身で、八戸の子育て環境にそれほど期待はしていなかったという2人だが、「意外と充実している」と好印象を抱いた。
 一方、サロンには20組以上の親子が参加することもあり、「多過ぎて顔と名前が一致しない」と感じることも。齋藤さんは「10人くらいの人数で仲良く集まり、現役ママがやりたいイベントを気軽に開くには、自分たちでサークルを立ち上げた方がいいと思った」と、振り返る。
 ハロウィーン後も月1回のイベントを開催。11月はボーダー柄の服と16年のえと・さるの衣装、12月はクリスマスにちなんだ服などと、ドレスコードを決めて集まっている。
 その月のテーマに沿って壁を飾り付け、撮影コーナーを作るのは、いつも撮影する側のママたちに、赤ちゃんと一緒に写真を撮ってもらおう、とのアイデアだ。
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 若いママ同士の情報交換には、スマートフォンやパソコンが欠かせない。イベントの告知は、LINE(ライン)やメールで送信し、撮影した写真の共有には、インターネットのサービスを活用する。
 気負わず、無理せず、緩やかなネットワークでつながる今どきの母親たち。大山さんは「最初は座っているだけだったのに、次に会ったときは立ち上がっていたり、赤ちゃんの成長を実感できることがうれしい」と充実した表情。
 齋藤さんも、長男の諒ちゃん(10カ月)を見詰め、「仲間もできて、今は子育てが本当に楽しい」とほほ笑んだ。

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