ふるさと幸福論:(27)自分なりの楽しみ方を(2016/05/31)
デーリー東北

ふるさと幸福論 〜北奥羽の未来像〜
第7部 地方にエール

(27)自分なりの楽しみ方を(2016/05/31)

BeFMパーソナリティー・小泉亮さん
―八戸でパーソナリティーの仕事をしています。この地域は小泉さんの目にどう映りますか。
 私は2003年1月から今の仕事に就きました。八戸で暮らし始めて13年が過ぎましたが、それまでこの地域は縁もゆかりもない土地でした。
 出身地でないから思うのかもしれませんが、八戸には楽しめるものがたくさんあります。朝市、種差海岸、山の楽校、八戸キャニオン…。どれも全国に誇る、魅力的なものばかりです。
 ただ、良さを地元の人が知らなければ、外へ発信することもできません。「八戸は何もない」「そうだよね」みたいな会話で終わってしまうのは、あまりにもったいない。これらの魅力を多くの人に伝えていくことも、自分の役割だと考えています。

―地域のスポーツを積極的に応援していますが、その熱意はどこから?
 他県から多くの選手が八戸に来て、「ファンの人たちに喜んでもらいたい」と、体を削りながら一生懸命にプレーしている。そんな若者を応援しない手はないと思いませんか?
 多くの選手が「八戸のファンは優しいし、食べ物もおいしい」と話し、八戸を好きになってくれます。だからこそ、引退後や移籍後も八戸との縁が続いてほしいと願っています。
 地域スポーツで言えば、春夏秋はサッカー、秋冬春はアイスホッケーとバスケットボールがあって、まさにシーズンオフがない。高校野球が強くて、五輪の金メダリストもいる。こんな街はそうそうないですよ。常にスポーツを楽しめる場所なんだと感じます。

―人口減少社会の中でもこの地域で幸せに暮らすにはどうしたらいいでしょう。
 地域スポーツはもちろん、いろんな魅力がある街だと思うので、自分に合った楽しめるものを見つけ、少しずつでも前に向かって踏み出してほしいです。
 例えば、朝市なら少し早く起きるだけで行ける。サッカーの試合に興味があるなら、チームに詳しくなくてもいいので、チケットを買って会場に足を運んでみる。それぐらいの努力で、楽しみはどんどん広がっていくと思います。
 仕事で取材をしていると、最近では若者が集まり、積極的に情報発信をしているケースが増えているように感じます。パーソナリティーの一人としては、「こんな人たちがこんなことをやろうとしているよ」という情報を皆さんに届け、さらに参加者が増えることで地域が盛り上がるきっかけになれば、と考えています。

―中高生や大学生ら若者にメッセージをお願いします。
 これから都会へ出て行く若者も多いと思います。その経験はぜひ大切にしてほしい。地方で暮らしていた時とは、また違う景色が見えるかもしれません。
 ただ、都会へ行けば「自分が暮らしていた地域にはこんないいものがあったんだ」と気付くと思います。都会に全てがそろっているわけではないからです。今の時代、やろうと思えば大体のことは地方でもできますよ。
 学校を卒業したら、幅広い世代と交流する機会が今以上に増えると思います。人とのつながりを大事にしてさまざまな見方を学び、自分なりの楽しみ方を見つけて、どこにいても幸せに暮らしてほしいです。

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