八戸三社大祭:あす開幕 お囃子練習に熱 (2016/07/30)

あす開幕 お囃子練習に熱 (2016/07/30)

開幕を目前に控え、本番さながらに山車の上でお囃子を練習する子どもたち=29日午後7時20分ごろ、八戸市内丸
 約300年の歴史を誇る八戸三社大祭は31日、八戸市中心街などを会場に8月4日までの5日間の日程で開幕する。観光関係者によると、今年は大半が平日となる日程で来場者の減少が見込まれるものの、青森県外などからの観光客は例年並みとなる見通し。市内の各山車組では連日続く制作が佳境を迎え、子どもたちも暑さに負けず、お囃子(はやし)の練習に精を出している。
 八戸観光コンベンション協会によると、有料観覧席は1日と3日が完売で、2日は若干空きがある状態。売れ行きは例年通りという。担当者は「当日の来場者は日取りや天候によって左右されるが、いつも通りの準備を整えて観光客を迎えたい」と、受け入れ態勢に万全を期す構えだ。
 八戸ホテル協議会によると、市内のホテルは30日から8月6日ごろまでが宿泊のピーク。青森ねぶた祭などと合わせて楽しむ県外からの観光客が中心となっている。
 同市内丸に山車小屋がある内丸親睦会では29日、制作者約20人が、細かい装飾や人形の取り付けなどの仕上げに当たっていた。制作責任者の赤坂誠さん(46)は「地域にお披露目する時に、『おお』と歓声が上がってくれたら」と作業の手に力を込めた。
 山車の上に乗り、本番さながらにお囃子の練習に臨んだ市立八戸小5年の小村優姫(ゆめ)さん(10)は「早太鼓の時にみんなに遅れないよう、しっかりとたたきたい」と意気込んだ。