共同通信PRWire
General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka
(2024/09/13 11:19:00)
2025年大阪・関西万博、マリオ・バッターニ大使がCRUIミッションで関西医科大学を訪問
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*イタリアと日本の卓越した分野間での新たな相乗効果の機会
【ローマ2024年9月13日ANSA=共同通信JBN】イタリア大学長会議(CRUI)の日本へのミッションの一環として、2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使が9月6日、関西医科大学(KMU)への訪問に参加しました。
学術および大学間における国際交流の促進は、日本におけるCRUIミッションの目的の1つであり、今年2月に2025年大阪万博のイタリア・コミッショナージェネラル、イタリア大学・研究省(MUR)、CRUI、(芸術、音楽、ダンス機関である)AFAM、およびCoPerとの間で締結された協定に基づいています。この協定は2025年大阪万博におけるイタリアの大学システムの参加を促進、調整し、その活用を最大限に目指すものです。
イタリアの代表団は、イタリアの大学と日本の最先端医療機関の1つを結びつけることを目的として、技術的に進んでいるリハビリテーション 、抗がん治療、緩和ケアで有名な関西医科大学の効率的で最新の附属病院を視察しました。
2025年大阪・関西万博イタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ大使は「イタリアと日本は、高齢化に関して共通の課題を抱えています」とコメントしました。
「そのため、関西医科大学への訪問は、イタリアと日本の医学と研究の卓越した分野の間で新たな相乗効果を生み出し、世界でのわが国の科学外交の強さを促進する素晴らしい機会となりました」と続けました。
同大使は「イタリアパビリオンでは、人間を中心にした物語を展開し、科学と研究の全ての分野で、私たち全員の生活の質を向上させるための具体的な活動を提案します」と述べました。
4人の学部長とともにミッションに参加したCRUIのGiovanna Iannantuoni学長は「イタリアの大学システムは、国際関係のコンタクトを何年にもわたって強化しており、日本はこの観点からとても重要な国だ」と話しました。
同学長は「特に、関西医科大学とは、あらゆるレベルの学生や若手研究者を対象とした交換プログラムや、両国にとって重要なテーマに関する共同研究プロジェクトの実施について合意しました」と続けました。
「しかし、とりわけ重要なことは、近い将来イタリアのイノベーションハブ、つまりイタリアのポストコロナ回復計画の一環として、最近立ち上げられた34の取り組みに、高い技術を持つ日本人研究者に関わってもらう可能性があるということです」と述べました。
イタリアパビリオンのセクション全体が人に専念し、ホームオートメーション、バイオサイエンス、科学研究の分野における革新的なソリューションの発表に特化したイベントが開催される予定です。
2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ氏の存在によって、イタリアパビリオンで紹介される先進社会の生活の質の向上に向けた最先端プロジェクトの発表を背景に、イタリアと日本の機関や研究センターの間で潜在的な交流を前進させることが可能であることが示されました。
関西医科大学学長の木梨達雄教授は「2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ大使と、同氏が伴ったCRUIの代表団の訪問を受けたことは、私たちにとっては大きな喜びであり光栄でした」と述べました。
同氏は「この訪問は関西医科大学にとって確かに重要なイベントであり、今後の協力と2025年大阪万博に向けた最先端研究の分野における共通の目標達成の基盤を築くものです」と続けました。
関西医科大学医工学センター長のジュゼッペ・ペッツォッティ(Giuseppe Pezzotti)客員教授は「CRUIとバッターニ大使による本日の関西医科大学訪問は、現代の最も重要な問題の一つである、ますます高齢化する社会の生活の質の向上に焦点を当てました」と付け加えました。
同教授は「本日の会合は、先進的な研究プロジェクトの発展に新たな道を切り開き、イタリアと日本の関係における重要な出来事の象徴となりました」と続けました。
べネチア・カフォスカリ大学(Venice’s Ca’Foscari University)の学長でありCRUI国際関係代表のTiziana Lippiello教授と木梨達雄教授は、会議に合わせて、両大学間の研究協力に関する覚書に署名し、両機関のより緊密な連携に向けた一歩を踏み出しました。
関西医科大学訪問の際、コミッショナーのバッターニ氏には、マルコ・プレンチペ(Marco Prencipe)在日イタリア総領事、Giovanna Iannantuoni CRUI会長(ミラノ・ビコッカ大学(Milano Bicocca University)学長)、CRUI研究代表Francesco Priolo(カターニア大学(University of Catania Rector)副学長)、国際関係代表Tiziana Lippiello教授(ベネチア・カフォスカリ大学学長)を含む7名の有力なCRUI代表団が同行しました。
2025年大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで大阪で開催されます。
イタリアパビリオンは建築家マリオ・クチネッラ(Mario Cucinella)氏によって設計され、「Art Regenerates Life(アートは命を再生する)」というスローガンを掲げています。
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka